これから社会人になる皆さん、自分の足で歩んでいく人生がここから始まります。
社会常識やビジネスマナーなどこれから身に付けることはたくさんあると思いますが、皆さんの歩みを「足元」から支えられればと思います。
Gennojiです。
今回は新社会人(就活生)の靴の選び方についてお話しします。
社会人になるタイミングで始めて本格的に革靴に触れる方も多いと思います。
新社会人の方の目線で、どのように靴選びをすれば良いかアドバイスさせていただきます。
服装自由な会社でもTPOは知っておくべき
最近は会社での服装もカジュアル化が進んでいると聞きます。今後もこのような流れは一般的になっていくでしょう。
しかし、社会人としてTPO(時time、場所place 、場合occasion)に合わせた服装をすることは大切です。
会社が服装自由であっても、フォーマルスタイルの常識は知っておくべきでしょう。
まずは「黒の内羽根ストレートチップ」
革靴には様々なデザインがありますが、新社会人にまずおすすめしたいのは「黒の内羽根ストレートチップ」です。
フォーマルなデザインですので、どんな場面で着用してもはずしません。
ビジネスだけでなく冠婚葬祭でも履けますので、社会人として1足は持っておくと良いと思います。
ベーシックなデザインなので、もしかしたら「つまらない」と感じるかもしれません。
しかし、ベーシックな物をしっかり抑えていれば「若いのに分かってるな」と評価されるものです。
ラバーソールを選ぶ
最初に選ぶ靴は、雨や磨耗に強い「ラバーソール」をおすすめします。
革靴に興味が出てくると、レザーソールを履いてみたいと思うかもしれません。
レザーソールも魅力的ですが、ラバーソールの靴を手に入れてからでも遅くはないでしょう。
梅雨時期や台風など、雨が続く日も革靴を履く場合があるかと思います。
雨に濡れた靴は一日では乾ききらないので、最低2足はラバーソールの靴を用意しておいた方が安心です。
就活生の靴選び
就活のスタートに革靴を新調するという方もいるでしょう。
どんな靴を選ぶべきか?
新社会人の靴選びと何も変わりません。
スーツに合わせるべきは、「黒の内羽根ストレートチップ」。
就活生が守るべきマナーは、社会人の常識です。
社会人のスタートに相応しい靴を就活中にご用意したら良いと思います。
革靴選びは採寸から
はじめて革靴を選ぶ時には、足の採寸をしてくれる専門店が望ましいです。
革靴のサイズはスニーカーとは異なる場合が多く、スニーカーと同じサイズで革靴を買ってしまうと大き過ぎるケースが多いからです。
足を採寸してもらうことで、最適なサイズ選びの手助けをしてもらえます。
シューホーンを用意する
足にぴったりの靴を用意すると、必要となるのがシューホーン(靴ベラ)です。
シューホーンを使わずに靴を履いてしまうことは、かかとを潰してしまい靴のダメージに繋がります。
またそのような履き方は、印象も良いものではありません。
バックに入るような小ぶりのシューホーンを1つ用意しておくと便利です。
最後に
今回は、新社会人(就活生)の靴の選び方についてまとめました。
最近は、働く環境が多様化する中で企業から求められる服装のルールも曖昧になりつつあるようです。
社会人の服装において、一番大切なのは「相手に失礼のない服装をすること」です。
服装を整えることは、仕事で関わる相手を尊重する行為でもあります。
スーツで働くのであれば、まずは基本をしっかりと身につけることが大切です。