前回の大人が所有すべき革靴4選という記事では、はじめに揃えておくと良い革靴についてお話しました。
今回はその続編。
Gennojiです。
今回は大人が次に所有すべき革靴4選です。
定番の靴、実用的な靴はすでに揃っている。
そんな方は次にどんな靴を選べばよいのか?
革靴の世界はここからが面白い。
着こなしに奥行きを与えてくれる大人のセカンドシューズをご紹介します。
ブローグシューズ(Brogues)
セミブローグ
ブローグシューズの特徴的な穴飾りは、元々は湿地帯用の靴に開けられた水切りを良くするための穴がルーツと言われています。
比較的カジュアルなスタイルと言えますが、穴飾りの控えめなものはビジネスでも少し華を出したい時に最適です。
フルブローグ
つま先に翼状の切り返しをつけたフルブローグ(別名ウィングチップ)は、華やかで存在感のあるスタイルです。
セミブローグよりもう一段カジュアルになるのでフォーマルな場面には避けた方が良いでしょう。
タッセルローファー(Tassel loafers)
タッセル(房飾り)が特徴的なこのローファーは米・オールデンが生み出したと言われています。
60年代、アイビーリーガーだった若者達はエリートビジネスマンとなり、ビジネス用にタッセルローファーを好んで履いたそうです。
オンオフ兼用で使えるタッセルローファーは今でも人気の高いデザインですね。
モンクストラップ(Monk shoes)
シングルモンク
ベルトとバックルで留めるこのスタイルは、Monk(修道士)の履いていた靴が起源とされています。
オックスフォードでは堅すぎるし、ローファーでは軽すぎる、そんなシチュエーションでの最適解と言えるのが、このモンクストラップです。
近年のビジネスシーンにおいて、使い勝手のよいバランスを持ち合わせています。
ダブルモンク
ダブルモンクは、英・ジョンロブがアビエイターブーツ(飛行士用ブーツ)を参考にしてウィンザー公に誂えたのが最初と言われています。
今ではドレスシューズの定番デザインの一つとなり、スーツからカジュアルまで幅広く使われるスタイルとして定着しています。
サイドゴアブーツ(Chelsea boots)
両サイドに伸縮性のあるゴア素材を使い、着脱のし易さとスタイリッシュな見た目が魅力のサイドゴアブーツ。
もともとは、イギリス王室から生まれた由緒あるデザインですが、ビートルズがこのブーツを愛用していたことで世界的な人気となりました。
当時、モッズムーブメントなど若者文化の中心地がロンドンのチェルシー地区であったことから、「チェルシーブーツ」とも呼ばれています。
最後に
今回は大人が次に所有すべき革靴4選をあげてみました。
革靴には長い歴史があり、一歩踏み込むとその魅力に引き込まれて、のめり込む人も少なくありません。
職場での服装も自由になりつつある今だからこそ、自身のスタイルの表現として革靴を楽しんでいただければ幸いです。